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☆私の欲しいもの・・☆

時間がある時

時々いろいろな人のブログをみます。

日々の出来事を気軽に綴っている人・・

中には

お姑さんへの悪口?をテーマにしている人もいたり・・

(この手の話はザッと目を通すだけでも人ごとながら気分わるくなります

まぁ同じ立場の人達にとってはストレス解消出来て楽しいのかもしれないけど・・)

そんな中でも

まるでエッセー・随筆』のように

引き込まれる文を綴っている人もいます。

素人とは思えないくらいの表現の豊かさ

感じた事を深く沁み入るように言葉で表現

人の心を揺さぶる感性・・

そういうブログに出会うとかなりの刺激と

心の栄養をもらう気がします。

 

私小学生の頃

読書感想文や作文を書く時

母親からある意味スパルタ教育?されていました。

姉は理数科が得意・弟はスポーツが秀でていて注目されていて・私は文がうまい・と

親は子供達をそれぞれそう決めつけているようなところがありました。

私、文才などないし、私が書く文の何を評価してくれているのかさっぱりわからなかったし

『文がうまい』と言われる事は子供心にかなりプレッシャーでした

 親から『勉強しなさい!』と言われた記憶はないけど(言われなくてもキチンと勉強する子だったような気が・・)

なぜか夏休みの読書感想文や作文を書く時だけは

母が机の横で付きっきりで

『こうです。ああです。・・なんて書いちゃダメ!

この文のこの文章で何を感じた?何をどう思った?それを書きなさい!!』と・・

最後まで厳しく追及されながら書いていた。

それは鬼みたいに怖かった

今思うと私が読書感想文とかで賞をもらう事は母の誇りだったのでしょう。

 

母のスパルタ?にも負けず、トラウマにもならず

その後もず~と詩を書いたり文を綴ったり活字を読んだりという事は

私自身の唯一のホッとする心が落ち着く居場所となったのです。

 

今みたいにブログなどいろいろ表現できる場がなかった私の青春時代

授業中はひたすらノートに詩を書いて自分の世界に没頭して過ごしていました。

恋する切ない思い・・

これから始まるであろう自分の力で歩む人生への思い・・

すべて詩に込めていた・・

そう言えば

あの頃の私の思いがいっぱい詰まったノートはどこへ行ってしまったのだろう・・

 

私の欲しいもの・・☆

豊かな感性・それを言葉に出来る繊細さ

『感性』ってその人の生き方・物事の受け止め方・などで培われてくるものですよね

まだまだ遠い道のりです

 

いつかおばあちゃんになってこの世から消えたら

お墓なんていらないけど

だれかの心に一行でいいから何か残る言葉を残せたらいいなぁ・・